安価な別れさせ屋でも効果はあるの?

別れさせ屋をご存知でしょうか。その名の通り、男性と女性を別れさせる商売で、探偵業務を行う業者が、その一環として行っている場合が多いです。その料金の相場は、というとはっきりとしたものはありません。

なぜならその性質上、取れるところからはいくらでもとれるからです。政治家の秘書が、スキャンダルを恐れて先生と愛人との関係を清算したり、キャバクラ嬢が、意中のホストとその本命の彼女の仲を引き裂いたりです。

関係性をもみ消すためならば、金に糸目をつけない職種の人もいるでしょう。しかし、普通は安く利用できるならば、そうしたい方の方が多いでしょう。

安価な別れさせ屋の成功率は!?

しかしながら、世は安かろう悪かろうが常識。単価が安ければ仕事の質は当然ながら下がります。結論から言うと、セオリー通り、安価な別れさせ屋の成功率は、残念ながら高いものではありません。かかっているコストが安ければ、動かせるスタッフの人数と時間がその分、低くなるということです。そうすると調査のクオリティも低くなりますし、内容も薄いものになってしまうでしょう。

別れさせ工作の成功率は、事前の調査の丁寧さに比例すると言っても過言ではありません。中には、よりコストを下げるためにスタッフをアルバイトでまかなうなどの方策を取っている別れさせ屋もいますが、やはり長年の積み重ねで勘をつかんでいる、プロフェッショナルのスタッフと比べると、アルバイトスタッフの動きは劣ります。

こうした事情を踏まえ考えると、安い値段で別れさせ屋に仕事を依頼するのは得策ではありません。だからと言って、安いところが絶対にダメというわけでもありません。安い業者には、安いなりの理由があります。それが別れさせ工作のクオリティや成功率を上下させるものかどうかは、業者によって違います。安く見積もりが出せる業者でも、上手にコストカットしている別れさせ屋ならば、依頼して安心ですが、そうでないならば考え物です。

効果的な工作にはある程度の費用はかかるもの

別れさせ屋はミッションを遂行するにあたり、ターゲットの身辺を入念に調べあげます。その際に投入する人員は1人より2人、2人より3人のほうがよいでしょう。あなたの彼氏や別れさせる相手など、ターゲットを尾行する時も、1人だけが張りついていては、都会の人混みのなかならばまだしも、人の少ない住宅街などでは、「あの人、どこまでついてくるんだろう……」と不安にさせ、怪しまれてしまいます。

そんな時、2人ないし3人のスタッフで入れ替わりつつ追跡すれば、怪しまれることはありません。当然、複数人で聞き込みをすれば、短い時間で多くの情報を入手することもできるでしょう。別れさせ工作を仕掛ける際も同様です。

ターゲットの女性に、工作員の男性と接触する時も、ただ近付くだけでなく、例えば、もう1人の工作員が酔っ払いのふりで女性に絡んで、それを助けるようにして近付いたほうが、より効果的で好意的な印象を工作員に抱かせることができます。その際に他の人物が介入しないように見張りを置いたり、工作員を増やすことで、より精巧な罠にターゲットを仕掛けることができるのです。そして、そのために関わるスタッフの人数を増やせば増やすほど、当然その費用はかかった分だけ嵩むのです。

安さの理由を事前にきちんと確認しよう

安い業者には、安いなりの理由があります。それを理解して利用しないといけません。例えば、移動に伴う交通費。ターゲットの住んでいる場所が遠隔地だったり、移動距離が長くなればなるほど、それは増えます。新幹線や航空機を使うとなると、一挙に跳ね上がります。ですが、全国展開する別れさせ屋ならば、スタッフを移動させることなく、現地のスタッフを動員すれば、移動費用も必要ありません。

別れさせ工作をする前には必ずターゲットのことを調査する前準備が必要となってきますが、その必要も少なくてすみそうなぐらいにターゲットに関する情報などをあなたが提供できているならば、その時もその分だけ前準備の調査を少なく済ませることができる場合もあります。ターゲットの行動パターンが単純だと、その分、スタッフもイレギュラーな動きが少なくなりますから、調査も楽で、調査員の動員数も少なくて済みます。例えば、10時-18時の勤務で、残業なし。仕事の後もほぼ毎日、家にまっすぐ帰るような人だと、追跡も楽でしょう。結果的に発生する料金が安くなることもあります。

良質な業者であれば、安い見積もりでやってほしいと言えばやってくれるはずです。ですが、その際には必ず安いなりにクオリティがどういう点で低くなるか、それでも構わないか確認してくれるはずです。そのうえでお願いするかどうかを決めても構わないでしょう。ただし、時間も短縮して動かす人員も削れば、必然的に成功率は低くはなります。でも、どうせ頼むなら成功したほうがいいですよね。そのため、格安を歌う業者の利用はできれば避けたいものです。

もしお世話になるようなことがあったとしたら、必ず契約書を隅から隅まで入念に読んでください。業者の契約時のえびす顔に騙されてはいけません。後で理不尽な目にあったとしても、ここに書いてありますからと契約書を盾に、正当性を訴えられてしまったら、どうしようもありません。

まとめ

必ずしも安価な料金で、別れさせ工作を引き受けてくれるところが、悪いところとは限りません。しかし、ただ安いということを理由に業者を選ぶと、悪徳業者にひっかかることがあります。業者を選ぶ時は、値段で比較検討するのではなく、業者の仕事内容をしっかりと把握し、納得してから依頼してください。

また、人間同士の仲を裂くということは、それだけ痛みを伴うものなのです。それこそ、お金をたくさんかけるというリスクをおかすこともなく、人を別れさせようとするなんて虫のいい話です。人の人生を大きく変えているのですから、あなた自身もそれなりの覚悟を持って、別れさせ屋を利用してください。それこそ、安く気軽に利用できてしまったら、みんながみんな、別れさせ屋を利用することになり、互いに人生を狂わせ合うことになりかねません。その高い料金は、あなたの覚悟のあらわれでもあるのです。

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