別れさせ屋ってどのくらい給料もらえるの?

別れさせ屋がメディアで取り上げられるようになって、社会的な認知度が高まり、職業としての興味や憧れを持った人は少なからずいるはずです。実際の業務は映画やドラマと違って、思った以上に地味で大変な業務内容だと思いますが、成功したときの達成感や爽快感を味わってみたいと考えるのではないでしょうか。とはいっても、ちゃんと生活できる業務に見合った給料も必要ですし、それなりのスキルも身につけておかなければなりません。ここでは、別れさせ屋の給与形態について調べてみましょう。

別れさせ屋の給与形態や平均年収は?

別れさせ屋の給与形態は、業務内容によって違いがあります。また、業者によっても条件や金額に違いはありますが、大体の初任給の相場を調べてみると、主にデスクワークを行なう受付や事務職は、大卒以上で25万円からとなっています。依頼者との窓口になる相談員は、年齢は25歳以上で給料も30万円以上で勤務時間によって別途手当てが付加されます。

依頼者や対象者の周辺を調査する調査員は、25歳以上で普通免許や自動二輪を持っていることや判断力と行動力が必要とされていて、15万円~20万円に能力給が付加されています。対象者やその周辺に接触をする工作員は、18歳以上で演劇経験者や風俗経験者などが優遇されていて、入社前に実力試験が行なわれます。

給料は15万円~20万円となっていますが、能力給や成功報酬が別途支払われるので、業務成績によって大きく差が見られます。どの業務にも3~4ヶ月の研修期間がありますが、本人の能力によって働きに見合った給料が期待できるので、やりがいを求める人にとっては納得しやすい職場だといえるのではないでしょうか。

メデイアやバラエティで取り上げられたことによって、職業としての認識が得られたとはいえ、「別れさせ屋」というイメージから、家族や友人が理解しがたい職務内容であることは否めません。また、職業としての特殊性から守秘義務を厳守する義務があるので、仕事の愚痴や自慢話が出来なかったり、日常的に会話の内容に注意を払ったりしないといけません。

そういったこともふくめて、働きに見合った年収であるかどうかは、仕事を終えたあとの達成感ややりがいをもとに、働く本人自身が判断するものであるといえるでしょう。

別れさせ屋になるには

別れさせ屋という職業は、それだけを行なうところもありますが、おもに探偵業の業務の中のひとつとして遂行されているところが多いようです。業務内容としては、依頼者からの聞き取り調査や周辺調査をもとに、対象者に工作員を接触させ関係性を築いて、自然な別れを演出するといったもので、通常よりもかなり優れたコミュニケーション能力や、土壇場での度胸や機転が要求される職種であるといえます。

さらには、対象者やその周囲の人たちに、怪しまれることがないように自然に振舞える演技力や、何があっても秘密を守りきれる口の堅さと責任感が備わっていないといけません。メディアやドラマで取り上げられたからやってみようといった、軽い気持ちで簡単に出来る職業とはとても思えないので、それなりの覚悟と使命感や遣り遂げられるスキルを持った人が、就くべき仕事であるように思われます。

ご存知のように、この仕事を依頼するためには、高額な費用がかかることはいうまでもなく、依頼者はもとより対象者の人生を左右しかねない職業であることを、ちゃんと認識できた人が行なうべきことだといえるでしょう。また結果だけを捉えれば、すべてが上手く運ぶとも限らないし、残念な顛末をむかえてしまうこともあるのです。そんなときに自分の不甲斐なさを責めていたのでは、依頼者に対して申し開きが出来ません。

どんな結果であれ、あくまでもその結果は全力で工作を行使した上での必然であったと、言い切れるだけの高い職業意識と強い意志を持っていないと、依頼者はきっと納得できないのではないでしょうか。別れさせ屋になるためには、法律で定められた資格は必要ありませんが、少なからずの向き不向きはきっとあるはずです。

別れさせ屋で成功できる人の特徴

別れさせ屋で成功できる人の特徴とは、どのようなものが考えられるでしょうか。一概には言えませんが、この職業がまるで天職であるかのように感じられる人は確かにいるのです。業務の性質上、依頼者の気持ちを慮って工作を進めていくことは言うまでもありませんが、必要以上に感情移入するわけでもなく、任務をビジネスライクに遣り遂げられるといった能力は、積み重ねてきた経験や場数だけでなく、持って生まれた才能が必要となります。冷静に物事を判断して、突発的なことにも慌てずに対処することは、人生経験や持ち前の度胸がなければ、簡単に出来るものではありません。もし、工作中におこったハプニングに対して、とっさに適切な対応が出来なければ、必然的に工作員の過失による失敗ということになってしまうからです。

高額な費用を支払った依頼者にとって、ハプニングによる失敗は不運だったと簡単に納得できるものではありません。そういった場合でも、動じずに事の顛末を説明できる話術と説得力も、その人の能力によるものが大きいはずです。業者にもよりますが、3~4ヶ月間の研修期間に培ってきたノウハウを、余すことなく伝授して、最低限必要なスキルを身につけさせてくれます。

けれども、いざ実践となったときの単独任務でのトラブルは、フォローしてくれる先輩もいない中、自分で解決せざるを得ません。その際にも、研修では教えてもらえない先輩たち独自の技や手法を、その背中を見ながらどれだけ盗みとって自分のものとして身につけているかで、結果は大きく違ってきます。別れさせ屋の給与形態は、その人の技量や成功率に見合ったものとなっているので、正当な評価を受けている人は、十分満足できる給料を手にしているのではないでしょうか。

まとめ

メデイアに取り上げられるようになって、別れさせ屋の職業に興味を持った人はいるはずです。ただ、職業としての業務内容や給与形態・平均年収などは、公表されていること以外にも、まだまだミステリアスな部分が多く残されています。憧れや思い付きだけでは、なかなか踏み出せない職種であることは否めませんが、思い切って飛び込んでみたら自分でも気が付かなかった才能が引き出されて、高額な給料を手にして成功者と呼ばれる人になれるかもしれません。迷っているなら、どんな仕事なのかちょっと覗いてみてはどうでしょうか。

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