別れさせ屋における詐欺被害とは

別れさせ屋は、男女の仲を引き裂くというイメージから悪いように思われますが、違法ではありません。悪いイメージが付いてしまっているのは、別れさせ屋の看板を掲げて詐欺を行う人たちがいるからです。

詐欺の対象となるのは、別れさせ屋に依頼した人だけではなく、自分のパートナーにも及ぶ可能性があります。手口を知っておいて、別れさせ屋に依頼をする時に、騙されて被害に合わないように備えておくと良いでしょう。

まともな別れさせ屋

別れさせ屋は探偵業に属する職業に分類され、探偵業届け出を国に提出しています。探偵業届け出があるので、尾行や張り込みを合法的に行うことができるのです。対象に異性を送り込み、好意を持たせてパートナーから離れるようにしたり、同性を送り込んで友人になり、浮気によって離婚した話などをして浮気は危険だと思わせて別れさせたりします。

別れさせ屋が行う別れさせ工作は、対象や状況に応じて異なりますが、法に触れないものです。異性を送り込んで好意を持たせるようにしても、肉体関係を結ぶようなことや、嫌がらせや脅迫などを行って別れを強要させるようなことは行いません。

なので、別れさせ屋すべてが詐欺を行うグループということでは決してありません。

詐欺の手口

別れさせ屋を騙るグループによる詐欺被害の手口は色々あります。

別れさせ屋に依頼した後は、別れさせるための工作状況や今後の展開について詳細な説明が行なわれないと感じたら注意しましょう。別れさせ工作がおざなりだったり、そもそも工作自体を行っていなかったりする場合があります。

また、別れさせるための工作期間は契約の際に決められていますが、その期間の終わりが近づいてくると、もう少しで別れさせられるので延長しませんかと言ってきます。その後も、ここでやめてしまうと今までかかった費用や努力が無駄になってしまうと、同じように何度も延長を勧めてくるようになります。この他に、契約書に記載されていない経費を請求してくるというものがあります。

また、詐欺の対象になるのは、別れさせを依頼した人だけではありません。浮気相手と別れさせてほしいと依頼を受けた詐欺グループが、浮気をしている人に別れさせを依頼されたことを伝えて、浮気相手と別れたと依頼者に伝える代わりにお金を要求することもあります。浮気相手にも同様に、別れたと伝える代わりにお金を要求してきます。

相談に行ったが対応が悪かったので依頼するのをやめたという場合でも、その業者から紹介された別のところで契約を結んだら、実は始めに行った業者とグルだったということもあります。

被害にあった時の対処法

詐欺の被害にあった時は、消費者センターや弁護士に相談をしましょう。人に知られたくないと思うものですが、被害を訴え出ないと取り締まることができません。それによりさらなる被害が続くことになってしまいます。

別れさせ屋に調査や工作を依頼した後には、調査状況や今後の方針などについてきちんと報告してもらいましょう。これを行わない業者は詐欺を疑ってもいいでしょう。

また、契約書に記載されていない経費を請求された時は、支払う必要はありません。

この他に、相談に来たことをばらされたくなかったらお金を払うようにと脅してくる詐欺グループがありますが、お金を支払ってしまうと、その後も何度も脅してくるようになります。この場合も、弁護士に相談するのが良いです。

まとめ

別れさせ屋に依頼しようかと思っている人は、深刻な悩みを抱えていて冷静な判断ができなくなっている場合があります。依頼料は高額ですが何を行うのか曖昧であり、人に知られたくないと詐欺被害を受けても黙っている人が多いです。

依頼する際には、一度、冷静になることが肝心になります。また、複数の業者を比較して料金の相場や別れさせる手段を知ることで、騙されにくくなります。